「ようこそ。いらっしゃいました。御指名などございますか?」 『初めてです』 「そうなんですね。ありがとうございます。こちらのおススメはNo.1の…」 『じゃ、それでお願いします』 「かしこまりました。それではご案内しますね。こちらへどうぞ」 受付のスーツ男に案内された。 店内は外と違って… 間接照明しかなくて、真っ暗だった。 湊しか見てなかった私にとっては、初めて見た世界だった。