ケータイ小説 野いちご

文系女子と機械たち

イタリア女子とお局様


ふと、機械を見始める。彼女はイタリア生まれの女の子。機械を直してくれる人と話していた時に聞いてイタリア女子と思い接してみた。機嫌がいいときは全力で素晴らしい成果を上げてくれる彼女。でも、機嫌が悪くなると本当にいうことを聞いてくれない。そんな彼女を知るために余裕がある時に少しずつ見始めた。

どうやって箱をとっているの?どうやって中身をいれているの?どうやって蓋をしてるの?何て小さな興味。一つの動作を少しずつ観察していった。

そして、毎朝の日課の電源を入れる作業に「今日もよろしくね」と彼女や他の機械たちにいう作業が増えた。上司から色々な作業を教えてもらった。イタリア女子が封をしてくれなくなると何度もスパナを持ってノズルを掃除し火傷もした。

3ヶ月後には大先輩が別のラインに行ってしまった為、リーダーを任されることになった。興味を持ち始めたからと言って正直まだまだ分からないというのが本音。それでも、リーダー。やるしかなかった。毎朝の昨日の報告。分からない用語、調整方法をさも分かってるように言う事が辛かった。毎回、どこを直した?どこを調整した?多分ウザがられてたと思うけど、上司に後で突っ込まれるから聞くしかなかった。わからないことや調整の仕方は問題が起きた時に直してくれる男性陣に聞いたり直してるのを見て覚えた。

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