「おじゃまします…。」

来てしまった…。好きな人の家。

これって好きな人がいる女子の夢じゃない!?

あたりに展開早すぎて脳内がショートしそう。

「仁人おかえりー…って、あら!?

か、彼女さん!?いらっしゃい!」

仁人のお母さんがリビングから顔を出した。

わ…すっごいキレーなお母さん…。

「違うよ、友達だよ。これから勉強するから

和室使ってもいい?」

うっ…。やっぱり友達枠ね…。

ま、それでもいいや。

「あらあら、いいわよ!ゆっくりしてってね!

後でお茶もってくわね!」

笑顔も素敵な仁人のお母さん、綺麗すぎ…。