ケータイ小説 野いちご

少女と怪物

プロローグ




カタン、カタン、カタンという革靴が地面に響いた後、ガチャンと金属が擦れ、何が開いた音がした。

また来た。

誰かなんてのはすぐ分かる。

何の用だろう?

私の食事?それともあの人が逆にしに来たの?

それとも、私を殺しに来たの?

意識が混濁したまま、私はただ、ベッドに寝ていた。

いや、ベッドに固定されていたのだ。

逃げられないように。

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