ケータイ小説 野いちご

神の世界へやって来たなら!?

人間界で休暇




「いやぁー昨日で仕事終わっちゃったし、ちょっと旅行行きません!?旅行!」








全てはいのり君のこの言葉から始まった。




「確かに昨日で仕事は終わったし休暇はとれるが、旅行ではなく修行をしたほうが____」



「堅いですよ雨音様ーー!真面目すぎますよ!青春は1度しかないんですから!それに修行なら旅行先でも出来ます!」




フンと鼻息荒く言ういのり君。




「行き先は?」


「やっぱりこーゆーときは人間界の海ですね!夏ですしね!」




そう言い納豆をかき混ぜるいのり君。



「海!?あの人間界の塩っぱい大きな水たまりのことですか?」



目をキラキラさせながらご飯を口いっぱいに頬張っている朧。



「雨音様ー行きましょう?修行なら旅行先でちゃんとしますから!ね!?ね!?」



口からご飯粒を飛ばす勢いで雨音君に詰め寄るいのり君。



「いのり!それでもあんた神猫!?朝ご飯ぐらい静かに食べなさぁい!!」



隣に座っている胡桃がいのり君を叱る。



朧が作ってくれた日本食の朝ご飯を丸い机を囲んでみんなで食べている。





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