快「おっじゃましまーす。 南帆の部屋に来れたー。」 どうしてこんなことに。 ただ今、快斗があたしのアパートの 一室に足を踏みいようとしている。 時を遡って、2時間前 遊園地から帰ろうとしたとき、 快斗の乗るバスが全部終わってしまっていたのだ。 仕方なく、ほんとうに仕方なく、 泊めることになったのだ。 快斗が来るのって そういえば、初めてだなー。