ケータイ小説 野いちご

【完】王様の命令は?

何様、匠様
「このままでいたいなら好きにしろ」






午後から志麻くんの誕生日会を学校最寄駅前のカフェで開催されることになっているので、いつものメンバー集結です。



言われた通りの時間にお店の中に入ると、他にお客さんの姿はなくて本当に貸切状態みたいだった。




「こんにちは、志麻くんのお友達かな」



「あ、はい! こんにちは、今日はありがとうございます。素敵な場所をご提供いただいて……」



「ゆっくり楽しんでいってね。料理やケーキ、あとは写真とかも。手伝えることはやりますので」




お店の中に入り、キョロキョロしていると優しそうな男性が奥から出て来て迎えて来れた。



うちのお父さんよりは年上だと思うけど、おじいちゃんほどでもない。




「あっ、柚奈〜! 飾り付け一緒にやろ」



「うんっ!」





ぺこりとその男性に会釈してから、千紘の方へと進んでいった。




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