ケータイ小説 野いちご

【完】王様の命令は?

何様、匠様
「俺のこと振るのかよ」






夏休みが明けて数日後。


もうすでに通常通りの授業が始まっていくけど校内の雰囲気は文化祭が近いのもあって皆のテンションは高かった。



そりゃ、みんなが楽しみにしてる一大イベントだもんねぇ。



文化祭の後は、長距離マラソン大会や合唱祭があるなどしてイベント続きで冬休みあっという間な気がする。




「陸たち遅いねぇ。委員会長引いてるのかな」



「そうだね……もう1時間は超えてると思うけど」




もう他に誰もいない教室で千紘と私は柳瀬くんと匠の帰りを待っていた。



志麻くんは用事があるそうで先に帰っちゃってて。


でも、ちょっと好都合かもしれない。



4人で帰る目的は志麻くんの誕生日プレゼントを買いに行く事。



柳瀬くんの提案で今年はこのメンバーで志麻くんの誕生日を祝おうって。




「ごめん、お待たせ! 帰ろっか!」


「お疲れ様〜! 今日は長かったね?」


「そうそう、全然話がまとまらなくてさー。大変だったよなぁ、匠?」




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