「なーにやってんだか」



「あー…ありがとうございます…?なんかきみ、手慣れてない?」



「俺、年の離れた妹がいるんだけど、暴れすぎて常に髪ぐっしゃぐしゃなんだよね。それでよく耳にかけてあげたりしてるから」



「そうなんだー」



「あ、ツインテールもできるぜ? 鳴海、やる?」



「大丈夫です。キャラじゃないんで」