ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

【完】王様の命令は?

王様、匠様
「バカは嫌いだ」





学校から駅までの道は飲食店がたくさん並んでいて、放課後や休日はどこも学生で埋め尽くされている。


夏休みである今は平日休日関係なく、いつも人が多い。


そんな私もその他大勢の1人。


よく知ったお店に慣れた様子で入り、知り合いきっといるだろうなぁなんて考えていたら、



「あれ、ユズだ。私服ってことは今日は文化祭準備じゃないんだ?」



会っちゃいました。


千紘と約束していたお店で偶然会ったのは志麻くん。



最後に会ったのはいつだったっけ。


動物園ぶりか。




「元気にやってる? もう倒れたりしてない?」



「あ、うん! いろいろ迷惑かけちゃって本当にごめんなさい。匠からも千紘からもなにも聞いてないので詳しいことわからないんだけど……あの後どうなった?」



「匠がタクシー呼んでユズ送り届けて、残った俺ら3人で手分けして仕事終えたよ。着ぐるみは約束通り貸してもらえるから安心していいよー」



< 112/ 240 >