「いらっしゃいませー」



いや、まさか..22にもなってコンビニでバイトするとは思ってもなかった。
「春ちゃん...ドンマイ☆」
この店長もアホだわ、アホ。高校から私を働かせてるのに店員にしてくれないなんて
「ちょっとコジマさん、死んでいいですよ。」
「ひどーい!!ほら、お客さんきたよ」
「えー...」
めんどくさいなぁ...ってあれ、このお客さん初めてだな、こんな時間に珍しい、
「あの...あなたが欲しいです」
...
「...あの、店長が欲しいんですか!?」
「違うからね!?!?貴方ですよ!春野さん!」
「あ、あぁ...びっくりしたぁ」
いやびっくりじゃない?深夜2:00に店長くださいとか通報レベルだよ、
「んで、返事は」
「え、バイトしてるんで今はちょっとあれですねぇ」
「じゃあ待ってますね!」
あぁ、笑顔が眩しい、
にしても何であんなイケメンが...
私にもモテる要素あるのか
「はーい、春ちゃんナンパされたから給料減らす」
「はぁ!?!?死ね、!!」
このクソ店長、トラックにはねられとけ
「あー、もうあがっていいよ、人待たせるのあれだし」
「やった、んじゃお待たせしました!」
「おぉ、お疲れ様です」
「えと...夜中ですけどどこ行きます?」
いやいやいや、ちょっとまってよ
私初対面の人に何してるんだろ、
このままホテルで...
「あ、俺の家でゲームしません??」
「ゲームですか!?行きます!」
春野 優雨 22歳 ゲームに釣られました。