白side






「宮本君、こんにちは」







いつもと違う言い方に、どきりと嫌な予感を感じながら、愛してやまない彼女を見る。






「……何」







口下手な俺は、彼女に優しい言い方も出来ず、悲しそうな顔をさせるだけ。










……ほら、また泣きそうだ。







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