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遥か遠い昔、レムリアはこの地球へやって来た。

レムリアは神が創ったとされる大宇宙の、膨大なエネルギーによって生まれた、愛と平和を司るエネルギーの集合体である。

そのレムリアから生み出されたのが日本では伯耆坊たち8人の“天狗” と呼ばれるものであり、レムリアの一部分でもある。


愛と平和を司るエネルギーから生まれた天狗たちは、地上に生きる全ての者の為にと、その愛の波動を広めようとした。

そこで山伏など厳しい修行を極め、霊力を得た一部の人間と接触し、エネルギーを融合させたのだ。

これが“しるしをつける” 事、すなわち神通力と呼ばれるもので、今でいうところのPSY(超能力)の事である。


神通力は使う人間によって、法術、陰陽術、錬金術とさまざまに変化を遂げ、しるしを得た者は人事を尽くした。

その力は強大で、度々、その子孫にも力が受け継がれたという……


——だが近年、

その者たちとは別に、超能力を持つ人間が現れ始めた。

その原因こそ、"核戦争"である。


今からおよそ80年前、日本、ドイツ、イギリスで核戦争が起きた。

その核戦争後、突然変異により超能力を持つ人間が生まれるようになった……


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