☆*★°☆*★°☆*★° ここは……? 気づけば私は、元いたあの家の中にいた。 なんで……!!!? もしかして、今までのは、全部夢だったの? 見慣れた暗いリビング。 親の怒号の飛び交う中、ぽつんと置かれた冷めたご飯。 嫌だ、嫌だ嫌だ!! 喧嘩ばかりしないで、私を見て。 私は、ここにいるのに。 もう嫌だ。誰か、助けてーーーー 『美咲さん!!?』 ハッ、として目を開けると、目の前には焦った顔の湖城がいた。