「なんか最近、楽しそうじゃない?」
いつものように購買にパンを買いに行く途中、京ちゃんがニヤニヤ笑いながら尋ねた。
「そう?」
「なんかいいことでもあった? まさか、日向と進展があったとか?」
「ないない。ていうか、あたしべつに日向くんのこと好きとかじゃないからね」
「そうなの? でも、日向はあきらかに花凛のこと気に入ってるじゃん。いつも花凛のこと見てるし」
「あははっ。京ちゃんってば考えすぎ。隣の席だからだよ」
「いやいやー、あたしの目に狂いはないはず」
京ちゃんがブツブツと独り言をつぶやく横で、あたしはぼんやり日向くんのことを思い浮かべた。
たしかに日向くんとはよくしゃべるし、番号を交換したあとは通話アプリでやりとりしたりしている。
いつものように購買にパンを買いに行く途中、京ちゃんがニヤニヤ笑いながら尋ねた。
「そう?」
「なんかいいことでもあった? まさか、日向と進展があったとか?」
「ないない。ていうか、あたしべつに日向くんのこと好きとかじゃないからね」
「そうなの? でも、日向はあきらかに花凛のこと気に入ってるじゃん。いつも花凛のこと見てるし」
「あははっ。京ちゃんってば考えすぎ。隣の席だからだよ」
「いやいやー、あたしの目に狂いはないはず」
京ちゃんがブツブツと独り言をつぶやく横で、あたしはぼんやり日向くんのことを思い浮かべた。
たしかに日向くんとはよくしゃべるし、番号を交換したあとは通話アプリでやりとりしたりしている。