白い。
辺りはただただ、白く塗りつぶされている、何も無い空間。
何の面白味もない此処は。
僕の夢の中だ。
白い空間で僕が1人漂っているだけの、しょうもない、只の夢。
こんなに白いから、僕は偶に自分の存在さえ判らなくなってしまう時がある。
わかんなくなって、
おかしくなって、
夢の中で僕は狂った様に叫ぶんだ。

ー僕は誰? 僕は何?
わかんないよ
誰か教えてよ!
僕のこと、教えて!誰でもいいから

オシエテヨォ!


でも、だれもいない。ボクダケノセカイー。