ケータイ小説 野いちご

こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!

Love 1


ひらひら、ひらひら。

たくさんの桜が降ってくる。


これを見るといつも思う。

また、この季節が来た。



春なんて、嫌い。



「何してんの、伊紅(いく)」

「…伊澄」



そこにいたのは双子の弟の伊澄(いずみ)。


「別に。」

「考えてたこと、当てようか」


にやっとして、言う伊澄。


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