両親の死が



私の運命をかえた




母がどこかの令嬢だと聞いていた


父と駈け落ちをした

慣れない生活で体調をくずし

そこまま還らぬ人になった



母の両親が

今後一切関わるなと手切れを叩きつけた

そのお金は私のためにと

保管していた事を

嗅ぎ付けた叔母に
もし俺の身に何かあったら

羊子をその金で立派に育てあげて欲しい、それまでは使わないと


それから数年たったある日

父も表面上事故死とはなっていたけど、違うみたいだったと刑事が言っていた