ケータイ小説 野いちご

未知の世界4

それぞれの闘い


羽山悠斗くん、18歳、高校生。





事故当時、一番衝撃の大きかった座席に座っていた。





右脚を左脚の上に掛けていたため、前の座席が悠斗くんの右足首に激突し、右足首を複雑骨折。





そのうえ利き手の右手首までも骨折。




  
悠斗くんは見た目、色黒で外のスポーツをしているんじゃないかと思う。





利き手だけじゃなくて、足までもが骨折なんて。






しかも高校3年生の4月って、それぞれの部活で皆が最後の闘いを迎える時なのに。






病室にいる悠斗くんは、一見落ち込んでいるようには見えなかった。





むしろ、あの中では明るい方。







無理してないといいけど。






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