それから倉庫に着いてみんなの手当てをしてる途中に來輝さんがやって来た。



「愛優ちゃん、さっきの話。外行ける?」


覚えててくれたんだ。

その場しのぎの流しかと思ってた。



「はい。今行きます」


そういって、外に出た。



「ここに座ろうか」


私たちは少し大きな石の上に座った。



「俺達にとってさ、美姫ってすげーデカイ存在なんだ。」


遠くを見てそういう來輝さん。


私、そんな尊敬されるようなことしたかな?