『じゃあ、放課後にココに来てね♪』


そう言われ、渡された紙にはどこかの家までの道のりが書いてあった。


『んじゃ、放課後に待ってるから♪』








彼…松田悠にそう言われてから、3時間経過…。
ただいま、お昼休み…。

「はぁ…。じょ、女子の視線が痛かった…(泣)」

そう、あの騒動のあと私はクラス中の女子からものすごい顔で視線をむけられた。

…次の休み時間には他のクラスの人も教室を覗きにきたし…

「〜ッ!!もう!!なんでよ〜…。あ、でもイジメられなくなった…」

男子は、私の後ろに松田悠がいると怖がって私に近付かなくなった。
もちろん、イジメもなくなって…。



「はぁ、もうやだ…。私はただ静かに暮らしたいだけなのに…」