ドスッ…

「ウッ…」


あぁ…。またか。

この容姿せいで17年間イジメられてきた。

あたしの人生、イジメられて終わるのかな…?


「んー??何してんのー?」

「あ、悠だぁ♪なんで来たのぉー?」

「ごめんねぇ〜!今日は違う用事で来たんだ!」

「なんだぁ残念〜」

「ごめんねぇ!…んで何やってんの?」

「んあ??あぁ、ブタの調教だぜ??ハハハハハハッ!!!!」

ガッ…

「ガッハ…!!」

「んー?でも、なんか苦しそうだょ?」

「このブタはもの覚えが悪いからな!このぐらいやらないと…」

ドシンッ!

「痛いッ…グズッ…」

「気持ちわりぃーな!!ブタがしゃべんなよ!」

ドコッ!

「ウッ…ガハッ!」

「ねぇ、やめてあげてくれない?」

「はは!こんなヤツに情なんてかけてやるかよ!」

「…やめてあげてくれない?…」

「うるせぇな!黙ってろよ!!!」

ポン…メキッ!ボキッ!

「い、痛ッてぇ!!!!か、肩がぁぁああッ!!!!」

「…やめてくれるよね…?」

「は、はい!や、やめますんでッ!!」

パッ

「よしよし!いい子だね?」

「ははッ…あ、ありがとうございます…」

グィッ!

「うわぁッ!」

「さ、行こうか?」ニコッ

「ど、どこへ?つか、あなた誰?」

「アリャ?俺の事知らないヤツなんて初めてだなぁ〜」

「…で、誰?」

「俺、松田悠-マツダ ユウ-だよ!君と同じ2年☆覚えといてね♪」

「あ、私は上田涼「あぁ〜!知ってるから言わなくて平気☆」

「そ、そうですか…」

「さ、行こ♪」

「ど、どこへ?!」

「改造研究所☆」

「か、改造研究所??何を改造するんですか?」

「上田涼華サン。アンタだょ?」

「へ?!あ、あたし?!」

「そ♪あたし!」