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ここはDRAGONの倉庫









幹部室には4人の男達が座っていた








そこに漂う空気はとても重く、まるで、誰かが死んだかのような空気だった。










皆が黙っている中、彼が話し始める








「もう、藍とは、関わらないほうがいいと思う」










周りにいる男達は彼のいつもとは違う、真剣な語口調に驚きを隠せていなかった










彼は続ける







「藍は、居なかったんだ。存在、して無かったんだ。」






ダンッ








一人の青年がテーブルを叩き、そこにあったティーカップが悲しそうに音を立てる










「珠樹、いくらてめぇの言葉でも、許されねぇぞ」