それからというもの、
4人で集まってボーリングなどたくさん
遊びにでかけた。

大学がまだ決まっていなかったが
拓磨のこともあり
少しはちゃけていた。

とある日のことだ。

私と快くんと先輩で3人でご飯に行った時
拓磨の愚痴や相談を聞いてもらった。

唯香:浮気されてたんですよ。
女とふたりで会っててキスされかけたって!
まずそんなん普通言わないっしょ
自分からそんなん言うなんかありえへん!

先輩:んー。浮気やったら普通隠すやろ
しょーみその男のこと好きちゃうんやろ?

快くん:別れたらええやん!

唯香:もう。しんどいし。
歳上すぎってのもあるし
何か色々と呆れるから
別れる。


そう…別れると決めて、もういいやと
投げやりになっていた。

その反面、今が楽しいからというのもあった。

つぎの日、私は拓磨に会うのも嫌だったから
電話で別れを告げることにした。

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今電話できる?
うん。できる。
話したいことある
うん。


TEL↓↓↓

もしもし。唯香やけど。
もうしんどいし信用もできひんし
正直拓磨のこと冷めた。
別れよう。
それだけ。



本間に唯香が思うようなことしてない。
だからそんなこと言わんといてくれ。
もう一回俺にチャンスくれ。


ごめん。ホンマに無理やわ。
さよなら。


ブチッ


拓磨との別れ方は最低だと思う。
でも。正直本当にうんざりしてたし
やっぱ恋愛なんか
うちに向いてないと思った。


快くんと出会って約2ヵ月が立った日
先輩から電話が来て
快くんの誕生日だから
カラオケ行こって誘われた。

その日、自転車が無かった為に
快くんに家まで迎えに来てもらった。

そして2人で話をしながら
うちは別れたことを報告して
話を聞いてくれたことに対しお礼をいい
カラオケBoxに向かっていた。