「おいごら、カッター返せや」

「絶対嫌。」

「は?それ僕のなんだけど?」

「僕とかきも。」

「死ね」

今僕は、隣の席の男子とカッターの取り合いをしている。

危ないと言うのはわかってるのに、とそのとき

ブシャ!!!!!

...え?血?なんで?

「痛っ。」

「ざまぁw」

隣の席の男子は血が出ていることに気づかなかったらしい。

「おいこら」

「あ?え、あ、え。」

「気づいたかよ。」

「ちょっとこれはヤバいやろ、先生に言うぞ。」

「大丈夫。」

「大丈夫じゃない。」

「...。」

怪我させたのお前だろうが。っていっても血見るのは慣れてる。怪我しまくり太郎だからな。そのとき先生が気づいたのか

「保健室いってきなさい。」

「はい。」

教室を出るとガヤガヤ煩かった。