夏の暑さが残るよく晴れた水曜日。

桜並木を通りぬけ星が散りばめられた

校門をくぐる。

ここが、今日からあたしが通う高校

『天星学園――アマボシガクエン』

前に来た時は、学校が休みで

クラスも何もわからないから、

まず理事長室に向かう。