ケータイ小説 野いちご

至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~【番外編】

-優月-


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4月。

久々に袖を通す制服からは、糊の匂いがした。


お手伝いの南条さんが、いつの間にかクリーニングに出してくれていたみたい。



今日は始業式。


あたしは少し緊張していた。


今年一年、どんなクラスに自分が所属するのかもそうだけど。


もうひとつ、気がかりなことがあるからだ。



いつものように飯田さんに送られて学校へ着くと、昇降口に貼られたクラス発表の紙で自分の名前を確認した。


3年C組が、今年度あたしがお世話になるクラスらしい。

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