カッコよく
グレーのタキシードを着こなす
ナツくんに手を引かれて
連れて行かれたのは大きな扉の前。


ホテルの人によって扉が開かれる。


ステンドグラスが張り巡らされた
長いバージンロードのあるチャペル



行進曲が流れ、ナツくんと腕を組み
バージンロードを歩く。
席には見慣れた顔がたくさん…


「ナツくん何で…?
もしかして、
黙って準備してくれてたの…?」


涙目になる真白に
夏樹は愛しい表情を向けるばかり