ケータイ小説 野いちご

白衣の王子様-after story-

生命の誕生


あれから子宮口が全開になったのは
時刻が0時を回った頃だった。


「はい、おもいっきりイキんで!」


んん〜!真白がイキむ。


「頭出てきたよ!力抜いて〜!」


『1人目出ます!』


小児科のドクターと助産師が
1人目を受け取り診察し、保育器へ。


「真白、もう1回頑張ろうな!
はい、イキんで!」


最後の力を振り絞って精一杯イキむ。


「はい力抜いて〜。
よく頑張ったね!」


出てきた2人目を
小児科のドクターに渡し、
真白の頭を撫でる。


「俺達の子を
生んでくれてありがとう。」


夏樹は我が子の誕生に涙した。

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