この話をする間、夏樹はずっと真白の背中を撫でてくれていた。


「こんな私でも、いいの…?」

「辛かったな。
でも俺は真白が居てくれるだけでいい。これから2人で幸せになろう。」

「ナツくん、ありがとう。」


少し頬が紅く、
上目遣いで涙目の真白は
すごく妖艶に見えた。


「真白、その顔反則。
俺、理性保つの大変なんだけど。」

「…///」


夏樹は真白の反応を見て
真白を抱き上げ、教会の中へ。