等々文化祭。

私はうるさくてバレるかバレないかの量の
殺気を放っている。


隣にいる帰山君はその殺気に気づいており、
苦笑い。





「の、希望…」



「なに」



「その殺気、締まってくれねぇ?」



「それは無理な事ですね。
私は今、帰りたくてしょうがないです。
でもですね。

縛られてるから帰れないんです。
殺気をしまってほしいなら
この縄を解いてくれるとありがたいです」