睦月君との楽しいデートが終わり
次の日。

目を覚ました睦月君は、
こんなことを言ってきた。

「次は、パパの番だね!」

えっ……?

私と先生は、驚いて顔を見合わせた。

どういう意味?

「どういうこと?」

私が睦月君に聞くと

「昨日は、僕とお母さんがデートしたでしょ?
なら次は、パパとお母さんが2人で
デートする番」

そう言ってきた。

わ、私と先生がデート。
それは、してみたいけど……。

チラッと先生を見る。

「お前は、いいのか?睦月」

「昨日。いっぱいデートしたもん」

先生の言葉に睦月君は、
コクりと頷いていた。