チュンチュン

まぶしい

俺は日がまぶしくて目が覚めた

ここどこだ?

見知らぬ天井、見知らぬ部屋、見知らぬ女...

女!?

なんでここに女がいるんだよ!

女は俺が寝てるベッドにもたれかけるようにして眠っていた

「おい、そこの女起きろ」

俺は女を起こした

「ん?あぁ、起きたの?」

女は俺の顔をのぞきこんだ

!?なんだこの美少女は...

ぱっちりとした目に、すっと通った鼻、白い肌、綺麗な黒のロングヘア

俺は若干見とれたが聞いた

「ここはどこだ?お前だれだ?」

「そんなに焦らなくていいから、ちゃんと説明する。その前に体は大丈夫?」

「体?別に大丈夫だけど」

「そう、良かったわ。ここは私の部屋よ。昨日あなたは私の部屋の前で倒れてたの。すごい熱だったわよ。」

「熱?そうか」

俺は昨日家に帰ろうとして...そっから記憶ねぇな

「もしかして看病してくれたのか?」

「ええ、まあ」

「そうか、ありがとな。お前なんて名前だ?」