それから何日も俺は平岡未来に話しかけるタイミングもなく、半分諦めかけていた。



「ねぇ、龍~♪お弁当一緒に食べようよ」



「ん?いいよ・・・屋上、行くか??」



「うん♪嬉しい~。龍と二人っきりで・・・だよ?ねっ?」



相変わらず、その場、その場で適当に寄って来る女の相手をする。



この女もそうだ。



屋上で二人っきりがいいとか、何、期待してんだよ??って感じ。



でも・・・・・どうでもいいから。



「じゃあ、後でな!」



「うん♪」



キスくらいしてやってもいっか・・・・・。



この女もそれを望んでるんだし・・・・・。