開いた携帯の画面を見た途端、一気に眠気も冷めていった。



メールの着信７件。



それはどれも同じ女から・・・・・



それは『優』からのメールだった。



未来と付き合い始めてから優との付き合いは一切なかった。



優は自分からメールをするような女じゃなかった。



俺からの誘いでいつも会っていたし、『割り切った身体の付き合い』。



簡単に言えば『セフレ』のような関係だった。



それでも優はいい女だったし、俺に必要以上のことを求めてこない優に俺も少なからず魅力を感じていたのかもしれない。




でも・・・・・なぜ？



今ごろになってメールなんか・・・・・。



俺から連絡しなければ終わると思っていた優との関係。



メールを見て、俺は更に驚いた。