紅蘭が人間界に来て、高校生になって、一ヶ月が経った。 人間界にも高校にもすっかり慣れて、とても楽しんで過ごしていた。 一ヶ月前にも芽生えた恋も、日に日に進展していく。 __それでも、自分は妖怪…。 禁断な事だって分かっている。だが、紅蘭は気持ちを抑えられず、恋を叶える道を選んだ。