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「はいこれ。
制服とカツラ」


「ありがとうございます。」



今日から私は高校に通う。
どうやら私は高校2年生らしい。



「着替えてきます。」



そう言って自分の部屋に戻る。



今まできていた服のせいか
制服はすごく窮屈に感じる。



「着替えたか?」



ドア越しで祐希が問いかけてくる。



「はい。」


「あ、それとタメでいい。
敬語だと違和感がある。」


「わかった。」