「入学式を始めます。新入生式辞 代表 駿河 雅さん」

勿論私で、主席。服装は自由だけど式だから紺色のワンピース

肩出しのワンピースでフワッとなってて膝丈で可愛い

海斗君も茶髪にして別人みたい。名前も変えて 櫻葉 彩

すこーしチャラ目

「はい。」

目線がすごい。

「式辞ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー代表駿河 雅」

目も茶色

「続いて在校生代表 神咲 時雨」

兄だ。

「式辞ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー代表神咲 時雨」

見た目は誠実そうな黒目黒髪

裏とはかけ離れてる。

兄は主席ということで一番の権力者

ニコリと笑うと女からの歓声が。

私も少し笑ってみた。

男からの歓声が凄かった。

式が終わって歩いていると兄が来た。

「駿河さん、入学おめでとうございます。これからよろしくお願いします。」

いけた。と思った。

「ありがとうございます。神咲さん、わざわざありがとうございます。こちらこそよろしくお願い致しま
す。」

「突然すいませんが一緒にお食事行きませんか?」

「ありがとうございます。私実は外国に留学していて日本食が食べて見たいと思っていたんです。」

「あ、すみません。」

きっと兄は受けがいい高級レストランに連れていくはず。だからわざとそう言う

「いえ、構いませんよ。明日になりますが宜しいですか?」

「ありがとうございます。楽しみにしていますね。」

「はい。期待に添えられるような店を選びますね。連絡先交換しませんか?」

「いいですよ。」

そう言って取り出したのは、駿河 雅のケータイ(スマホ)

「ありがとうございます。連絡しますね。」

「はい。わざわざありがとうございます。失礼します。」

会話から抜けた。きっと和室の隣に布団が敷いてあるはず。

事が運べないうちに帰ろう。