世界から光が消えた…
私にとって大切な光が…。
隣にいたはずのぽかぽかの太陽はどこに行ってしまったのだろうか。
右を見ても左を見てもどこにもいない。
いるのは光を失った太陽だった…。
少し前までは太陽のように眩しかったあなたがどこにもいない。
どうして。
光は一瞬にして消えた。
私には訳が分からなかった。
何が起きたのか分からなかった。
少し前まではそばいてくれたのに…。
涙が頬を伝う。
冷たかった…
私の頬を伝う涙も
そして、あなたの頬も。
あぁ、もうあなたの笑顔は見ることが出来ないんだな。
信じたくなくても彼の冷たさが真実を語る。
「 ……先生」

せめて最後に聞きたかった。
あなたにとって私はどんな存在でしたか?
まあ、もう聞くことはできないけどね…。