「起きろ、ノラ。」








私は隣で寝ていたのらを揺すり起こす。




「・・・・・んぐー」


しかしうなっただけで再び眠ってしまった。





私はこのままゆすっても起きないことを悟った私は




妹の部屋へ行き




いつも早起きなみかんを連れてきた。




「みかん悪いな・・・。」





にゃーー


よしよし今日も賢くていい子だ。



のら



そういえば昨日は人がたのまま



寝ていたような・・・・・




そこまで考えてまずいと思った。





「まてみかん。」





がみかんは既に私がしてもらいたい事を読み取っていたらしく




ノラが寝ているベットに飛び乗り








なーーーーーー




ガリ









「っ、ってぇーーーーーー!!」







みかんは迷わずノラの顔を引っ掻いた。








ノラの寝起きとは思えない叫び声が私の部屋に響いた。