意識が朦朧とした中、彼らの言葉も理解できぬまま、騒がしいから静かにしてくれと思っていた。 「レイ様、この者をどうしますか?処分致しますか?イビトと見せかけた反逆者かも知れませんぞ。」 「フン、珍しいものを拾った。持ち帰って飯でも食わせておけ。」 「しかし....!」 「俺が良いと言っている。それとも、俺からおもちゃ、を取り上げる気か?」 そう言って私に口づけた。