ケータイ小説 野いちご

俺は、お前がいいんだよ。【番外編】

*触れる素肌、君の素顔


「えっとぉ~、もし良かったら…なんですけど、私たちと一緒に遊びませんかぁ~?」


「…遊ぶわけねぇだろ。俺、彼女待ってるから、遊びたいなら他の男を探せば?」


睨みつけると、二人組の女たちは逃げるように俺の前から去っていった。


これで、声掛けてきた女たち…5組目。


マジでウザい。


こんなプールサイドの隅で近寄るなオーラを出していても、空気読まずに近付いてくる神経が理解できない。


自然と溜め息が零れた。


俺は今、昨年オープンしたという屋外のレジャープール施設に来ている。


正直言うと、夏休み中だから、人が多くて混み合うスポットには、なるべく来たくなかったわけだが…


今回は止むを得ない。


なぜなら、由依に頼まれたからだ。




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