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*零斗*
「先生、妹は、キラは大丈夫ですよね!?」
*霧夜*
「それに、ユリも…」
あの後、救急隊員はきちんと来て、
キラとユリを運んだ。
今は病院の中だ。
*外科医*
「深刻な状況です。
特に佐藤ユリさんは…
できる限りのことはします。」
*零斗*
「お願いします。」
控え室に行くと、警察が待っていた。
あの時の人だ。
*警察*
「どういうことか説明してくれ!
月本キラちゃんと佐藤ユリさんの二人が廃校の屋上で血を流して倒れているなんて。
だいたい、
どうして夜の廃校に君たちがいたんだ!」
*零斗*
「全て、言います。
でも、手術が終わるまで待ってください!
キラもユリも俺の大事な人なんです!」
*警察B*
「そんな都合のいい話_」
*警察*
「分かった。待っててあげるよ。
私は、君たちの力になりたいから。
でも、そのためには全て話してもらうよ。」