ふと目がさめると
何度も起こされた気分の悪さと
発作からの息苦しさは大分良くなってる



隣でぐっすり眠ってる荘を起こさないように
静かに寝室を出た



「覇瑠?」

でた瞬間聞こえた声は
「龍?」


「大丈夫か?
今9時半くらいだよ」


「大分良くなった」

「それならよかった
座って熱測って」





暫くしてから音を立てた体温計は
6度8分を示していた


「ん、大分下がったね
でも平熱よりは高いね少し

あとはゆっくり今日明日休めば大丈夫だね
他には何もない?大丈夫そ?」


「少しだけ苦しいけど
発作って感じでもないし大丈夫…」



「うん少し音聞くね」