ケータイ小説 野いちご

究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜

意地悪ワンコ降臨

やってしまった。まさか修吾と二回もキスするなんて。しかも一回は目隠しで。って何を思い出してるんだ私は。


修吾はといえば、あの後カラオケ屋からすっかりワンコモードになっていて、やたらと手を繋いできたり甘えてきた。


と思えば次の週末に会ったときには無愛想男子に逆戻り。まるでカラオケでのことは酔っていて覚えていませんの態度。


あまりにも腹が立ったし、やっぱりワンコモードの修吾のほうが慣れている。


親近感だってあるのでワンコがいい。だからその日は居酒屋で潰してやろうかと企んでいたのにどれだけ飲ませても潰れるどころかワンコにすらならない。


それどころか一緒に飲んでいた私の方が潰れた。



そして、明日は週末。おふたりさまデー。結局、付き合うことになったのかそれとも私の提示した彼氏のフリを続行しているのかなんとも宙ぶらりんな関係。


でも、なんだかんだ言って無愛想修吾もおふたりさまの週末の約束は守ってくれているし、もうすぐそれも一ヶ月になる。


居酒屋の次の週末はバッティングセンターに行ってファミレス。お互い給料日前の金欠のため、学生っぽいデートになってしまった。



でも、修吾とそんなデートを夢見ていたこともなんとなく昔はあったななんて懐かしさも蘇ってきて楽しめたし、修吾も楽しんでくれていた。

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