「…い、……おい、……おい!山下!!」



突然耳元で名前を呼ばれ耳がキーーンて
なった。



「は、はいー!」



片耳を抑え、片目を開き名前を呼んだ主を見ると……



口元はヒクヒクとし、目が完全に笑ってない鬼のような深谷先輩の顔……



や、ば、い………



「ははっ。」



命の危険を感じつつも苦笑いしてごまかす。