今いるお屋敷内と城下町だけは外部からの侵入は出来ないそうだ。
安全地帯なう。

今後の作戦の話し合いや、私の体がどうなったのか色々試してみようという話をしながら、そういえばお腹が減ったことに気づいた。

世界が違うと食べているものも違うのだろうか

心配が増えた。

それはそうと、前世ではご飯は作れたが、あまり食べようとは思わなかったから、「お腹が減った感覚」は久しぶりだった。

「そろそろ朝日が登るね 朝ごはんの準備をしていようか」

トイフェルも同じ気持ちだったようだ。

「トイフェルは好きな食べ物はあるの?」

「蛇とカエルの煮物」

「…えっ」

「嘘」

「えっ」

「…(笑)」

からかわれた。

「ごめんね、機嫌を損ねないで?僕はルナの作ったものなら全部好き。」

食べたことないくせに。

黒焦げのを出してやろうか