「うっ…‼」

「え?どうしたの?河野クン。大丈夫?」

ニヤニヤしながらチョコを食べてた河野クンが、急にお腹を押さえて座り込んだ。

私は慌てて駆け寄った。

「ご、ゴメンねっ、もしかして、食中毒?…それとも何か、アレルギーあった?…ゴメンね知らなくって…。やっぱりダメだね、手作りって…

河野クン?河野……くん」