「う、うぅ〜樹羅〜話してくれてありがと〜」

「なんでお前そんなに泣いてんだよ!」
コイツってこんなキャラだったか?

「私も、昔似たようなことがあ…。」
「似たようなこと…?」

やっば!キャラ!忘れてた!しかもちゃっかり言いそうになっちゃってるし…
うーん、うーん、、、あ!

「私も似たような体験をした人が友達にいた、から。うん!そう!
同情なんて絶対にしない。
樹羅、話してくれて嬉しかった。心を許してくれたんだったらありがとう。でも私は族には入 れ ない」

「な、なんで」
「いつか知る時がきっとくる。嫌でも知らなければいけない時が来る、から。ごめん。今はいえない…」
「いつか、いつか話してくれるか?」

「ああ。話せる時が来ればな」
ごめん樹羅。たぶん一生話せないかもしれない。綺羅は辛い過去を話してくれたのに本当にごめんね!