今私は、棺の前に座って祈っている。

目を閉じると一週間前の記憶が昨日のように覚えている。

蛍香「あと一ヶ月ですね。貴方と私の結婚式。」

男「そうですね。あと少しですね。」

沙戯斗「あと少しで蛍香も花嫁か…」

男「沙戯斗君もそろそろ姉離れしなくてわ」

沙戯斗「ちょっと義兄さん。それは言わないで下さいよ!!」

蛍香「そうですね。沙戯斗もいい大人ですからね!!」

沙戯斗「蛍香姉さんも酷いよ~!!」

沙戯斗「ま~義兄さんになら蛍香姉さんを任せられるね。」

男「沙戯斗くん。ありがとう。俺が一生大事にするので心配しなくても大丈夫だよ!!」

蛍香姉さんが顔を赤くしている。

蛍香「ありがとう。」

そんなやりとりをして笑っていたはずなのに…